2009年11月24日火曜日

金の切れ目は縁の切れ目

どんなに頭を下げられても、後で恨まれたくなかったら、お金は貸さないことです。

「借金の保証人だけはなってはいけない」というのは親から良く言われていたことです。金銭貸借の連帯保証人は多くの場合、悲劇を生みます。「いざ となったら、この人になら500万円あげても惜しくない」と思っても、500万円の連帯保証は何千万円にもなる可能性があります。

また、よく「あげるつもりで貸しなさい」という言われ方もしますが、それも間違いです。これだけ低金利で個人でも簡単にお金の借りられる時代に、 個人を頼るということは既に破綻しているということです。「来週必ず返すから」と言われたら一週間分の利息をあげましょう。本当に来週返せるのなら、それ で、どこからでも借金できます。

ただ、お金で解決できなくなっている段階の知人にお金をあげても貸しても、それは冷たい対応と言わざるを得ません。親しい人であればあるほど、根 本的な解決に知恵を貸してあげるか、完全に破綻した後で相談にのるか、どちらかの方が良いでしょう。その段階で貸すお金は解決を先延ばしにし、消費者金融 の金利に消えるだけです。

私の身内にも会社が倒産し、破産した人達がいます。5年くらい資金繰りだけで凌いでいましたが、頭を下げて必死になって借りまくっていたのに、破 綻・整理した後は、善意でお金を貸してくれた人達を恨みました。あの人達がお金を貸したから、自分達は長い間苦しみ、被害を広げた、と思うのです。

どんなに頭を下げられても、後で恨まれたくなかったら、お金は貸さないことです。


人妻 出会い系で知り合った人にも散々言われたもんだな。高校生のメル友との付き合いは信用できないから、ほどほどにした方がいいって。